生理前の落ち込みがひどく何とかしたいとご相談のM様。お話しを伺うと仕事のストレスもあり、肌は乾燥肌でカサカサするが、ニキビもできる。生理不順はないが生理期間が3日と少し短めだとお話しくださいました。ストレスと落ち込みがひどくあるということを踏まえ、抗酸化とカキ肉のサプリメント、解毒の漢方をお勧めし、また食事の指導も併せてさせて頂きました。1か月後再度ご来店され、「すごく調子がいい!」とさっそく喜びの声が。1ヶ月前は声も小さくとても辛いご様子でしたが、今は疲れたご様子もなく「イライラしなくなりました。」とステキな笑顔でお話しくださいました!お肌もしっとり艶っぽい♪ニキビ跡も薄くなられていました。最近は以前よりぐっすり眠れているそうです。よく睡眠は最高の美容液である!と言われますが、まさにその通りですね。
実例報告 34歳 良くなったから、もう1度チャレンジ!
今から3年前になかなか赤ちゃんができないということで、漢方を始めたYさん。その当時はタイミング療法・人工受精でなかなかできず、病院では体外へのステップアップを勧められていました。仕事の関係や金銭的に難しく、他になにか方法はないかということで漢方を選ばれたようです。5ヶ月ほど続けていましたが、仕事が忙しくなり夫婦の子宝への方向性もズレはじめ基礎体温を付けることも漢方をのむこともストレスに感じるようになってしまいました。そして一旦不妊治療をやめることに。
それから半年、再び漢方相談にいらしゃいました。
PMSが以前よりもひどくイライラする日が増え、生理の出血量がかなり減ってしまい2日目にはもう終わりそうな状態とのこと。もともと血虚の体質であったYさんは仕事のストレスや残業による睡眠不足で3年前の体よりも不調になってしまいました。「子宝はもうあきらめているけれども、このままだとこの年で生理が終わってしまうかもと思うと怖いし・・・。生理のたびに痛みとイライラになるのはもうイヤです」とまた漢方を再開されました。
漢方ではストレスが強いと、自律神経などと係る「肝」の機能が低下する「肝鬱」(かんうつ)体質をまねき、子宮や卵巣の機能も低下して排卵や生理のトラブルを起こすと考えます。そこでストレス症状を改善する漢方で「気」のめぐりを良くし、「血」の働きを高める漢方でめぐりを促し「肝」の働きを補うことに。
それから2ヶ月後、前のようなイライラはなくなり朝すっきりと起きられるようになりました。経血量も少しずつ増えはじめました。
漢方の調整を繰り返し1年が経った頃、かなり体調が良くなったYさん、「こんなに体調がいいのだから、もう1度赤ちゃんを頑張ってみます!」と明るくお話してくださいました。ちょうどその時期から仕事量も調節できる環境に変わり、このタイミングだ!と思ったそうです。漢方も子宝中心に変更しました。前回子宝で頑張っていた時との大きな違いは、夫婦でよく話合いしっかりと治療の方向性など決めてから向かったことです。「このまま2人かもしれないけど、それでもいいかな」という会話から、気持ちに余裕ができていることがわかりました。
体調がよくなることで気持ちに余裕ができます。体力だけではなくて精神的にも余裕ができるとさらに体づくりのスピードが早くなります。
そして先日、自然妊娠で心拍確認の報告をいただきました。安胎の漢方へ替えて無事に出産を迎えられるように応援していきますよ。
33歳Mさん 自力で排卵できない・・・多嚢胞性卵巣
普段から生理周期が40日くらいで、長いときは3ヶ月くらいきませんでした。結婚をして赤ちゃんがほしかったので基礎体温を付け始めました。見本の低温期と高温期のようにはっきりしていませんでしたが、なんとなく低温・高温はありました。検査もかねて病院へ、そこから不妊治療がはじまりました。排卵していないと先生に言われ排卵誘発剤を服用しホルモン剤による月経周期の調整をしましたが、上手くいきませんでした。そしてついには体外受精を勧められました。体外受精について主人と意見があわずしばらく治療を休むことに。そんなある時、主人が「漢方を試してみては?」と言ってくれました。
そしてオレンジ薬房へ。
漢方ではホルモンバランスを整えて月経周期を整えること、多嚢胞性卵巣の体質を改善、そして、これまでの精神的ストレスの軽減をして「自力で排卵できる」カラダづくりが始まりました。漢方を飲み始めて1ヶ月、生理の経血が鮮やかに。いつもよりも腹痛が軽く感じました。生理周期は長めで38日のまま、3ヶ月あくことはなくなりました。漢方を飲む以外にも生活習慣を見直し、仕事もパートにしていただき規則正しい生活を送るようにしました。あれから4ヶ月、久しぶりに合う友達に顔色がよいと言われました。化粧品はいままでと同じものを使用しているので、漢方の効果に違いないと思いました。次第に基礎体温もはっきりと排卵日がわかるようになってきました。
漢方をはじめてから14ヶ月、妊娠反応陽性がでました。
あの頃を振り返ると、自分のカラダにまったく自信が持てませんでした。しかし漢方を続けて少しずつですが体調が良くなっていくと共に自信も持てるようになってきました。
顔色が良くなると言うことは、いわゆる瘀血(血液の流れが滞りやすい)体質が改善されるとみられます。つまり血液が滞ることなくスムーズに巡る状態になったことが顔色や肌の透明感やツヤでわかるのです。
Mさんの場合にも顔色に表れると同時に、全身から瘀血(血液の流れが滞りやすい)の改善みられました。たとえば肩こりや生理痛がなくなったり、便秘が解消されたり、ダラダラとつづいた出血期間が短くなったり・・・など。快適な生理を重ねることで、基礎体温も変化し、排卵日がわかりやすく、安定した高温期になっていきます。またカラダの調子が良くなるので心にも余裕ができます。するとイライラすることも、クヨクヨすることも少なくなってくるのです。体調がよくなり健やかに美しく輝いてこそママになるためのカラダづくりではないでしょうか?
実例紹介 32歳 食事も大切なのです。
子宮内膜症があり、生理の時は強い痛みがあるため痛み止めの薬が欠かせなかったSさん。結婚をしてまずは漢方で子宮内膜症を改善して、子宝も授かりたいとご相談にいらっしゃいました。
お話を伺うと、生理中は常にツーンとした痛みがあり子宮だけではなく肛門周りの痛みもありました。
子宮内膜症は生理のたびに痛みが伴い、発症している部分や癒着の程度にもよりますが腰痛や肛門痛、性交痛も生じてきます。また子宮内膜症は妊娠にとって大切な子宮と卵巣に発症するため不妊症や不育症の原因にもなります。Sさんの経血は塊が多く、サラサラしていない状態でした。手足の冷えもあり血行不良で古血がかなり溜まっているようでした。
漢方は、血行を改善するものを中心に古血を追い出す作戦です。
Sさんの場合、もう1つ問題が・・・・それは食事。
お菓子が大好きで、ご飯よりもお菓子という食生活をずーっとしていました。結婚後はご主人様のために一生懸命に食事の準備をしていましたが、やはり毎日のおやつは欠かさなかったようです。
漢方を効果的に効かせるためにはやはり、食事と睡眠を正すことが大事です。お菓子はほとんどが糖質と脂質。糖質が多い食事内容では血液はネバネバ状態に。そして血行不良になりやすく、体は冷える一方です。脂質は選んで摂らないと危険です。お菓子によく使われるマーガリンやショートニングはトランス脂肪酸に分類されます。体内に入ると代謝されにくく、たくさん摂ることで体に悪影響があるとされています。特に子宝には大敵!!排卵の邪魔をしたり、内膜症の痛みをさらに強くしてしまったりという報告もあるくらい。赤ちゃんがほしいということならばできるだけ避けてほしい食材の1つです。
食事・生活習慣の改善が一気にはできませんが、出来るところから順番に改善していただきました。
漢方服用1ヶ月で生理時の痛みは少なくなって痛み止めはいらなくなりました。
3ヶ月後には、血塊は小さく少なくなってきました。生理の状態はかなり改善されてきたのですが、病院では・・・。内診では内膜が薄く、血液検査では卵巣機能が低下していると結果がでました。基礎体温の高温期は少し伸びたのですが、まだ不安定で10日間はありません。そこで少しでも早く改善するために卵巣機能を高める漢方を追加しました。
それから4ヶ月後、妊娠が確認されました。
今は安胎の漢方に変えて、継続中です。
食生活の大切さに気づき改善できたことで、比較的早く改善された例です。
授かる前からすでに食育は始まっています。赤ちゃんは自分たちの分身、食べたもので私たちはできているですから・・・・食事は大切ですよ。
実例紹介 38歳 今までと同じことをしていても・・・
8回目の体外受精、やっぱり結果でない・・・。
もうあきらめかけていたところ、家族の勧めでオレンジ薬房へ。お住まいは県外なので、お正月の帰省時にご来店いただきました。
お話を伺うと年々採れる卵子の数も減っている。AMHの数値も低くなってきた。と治療の期限が見えはじめている状況。「漢方でじっくり半年間かけて体を作りましょう」と言われてもなかなか決断はできないですよね。
とりあえず3ヶ月後には治療を開始するという形で漢方生活をスタートしました。
月に1回、事前にメールで基礎体温を送っていただき、電話でカウンセリングをして漢方の調節をいたしました。
食事、睡眠、そして漢方。
毎日続けていくうちに、なんだか体の調子が良いことが続き、予定通り3ヶ月後に9回目の採卵、移植へ。妊娠には至らなかったのですが、治療期間中はいつもと違って楽に過ごせたそうです。
それがきっかけで、「今までと同じことをしていてもダメだ」とじっくりカラダづくりに取り組んでみることを決意されてから、10ヶ月後。
10回目の移植で妊娠、今月に入ってようやく心拍が確認できました。本当によかったです。
10回の移植・・・移植の経験がある方にはわかりますよね。Mさんの忍耐強さを感じます。それにご主人の理解や周りの協力もあったからこそ続けられたのですよね。
治療と仕事を掛け持ち疲労がどんどん積み重なっていく状態でしたが、治療を続けるには、どうしても仕事をやめることはできません。せめて今回は移植後1週間を休めるように上司にお願いしたそうです。今までと同じことをしないように・・・。お休みの間は、久しぶりに自宅でのんびり過ごせて心地よかったそうです。
治療に仕事にと走り続けている方へ、なかなか難しいでしょうが・・・「時には立ち止まること」も大切なのかもしれません。
Mさん、元気な赤ちゃんを抱きしめられるようにこれからもサポートしていきます。
37歳 二人目不妊、漢方と生活習慣
一人目は自然妊娠でした。今、考えるともともと生理不順で冷え性だった私が、妊娠できたことは本当に奇跡なんだと思いました。 出産後も生理不順は続き、さらに冷えが辛くなっていました。二人目を考え、病院に行くことにしました。夫婦で検査を受けた結果、主人の精子の状態があまり良くないことがかわり、人工受精も試しましたが結果がでないため体外受精を勧められました。
3回目の体外受精を考えたとき「このまま繰り返しても・・・」という思いがあって漢方を始めることにしました。私は冷え性を、そして主人は少しでも精子の状態が良くなるように半年間しっかりと身体づくりに取り組みました。漢方と同時に食事や睡眠など身体づくりには必要な規則正しい生活を送るように心がけ、明らかに体調が良くなっているのがわかりました。主人の下痢も良くなり、私自身もむくみがひどかったのが良くなりました。むくみがなくなってきたら足の冷えも楽になってきました。
そして3回目の体外受精にチャレンジをしてびっくりしました。採卵にむけてお薬を飲むたびに体がだるく、むくみもひどくなっていたのが今回はまったくありません。無事に採卵をすることができ楽に過ごせました。受精卵を1個胚盤胞の状態で凍結し、身体の状態を整えてから移植をすることにし、妊娠することができました。
考えてみると、子育ての忙しさについ自分や主人の体を気づかうのを後回しにしていたのでなかなか授からなかったように思います。
漢方で半年間身体づくりをしてきて、毎日の食事や睡眠も大切なんだということがわかりました。この体験を今いる子とそして生まれてくる子にもしっかりと伝えようと思います。
実例紹介 行動にうつせなかった後悔
年齢的に余裕がないと焦っていたKさん、ステップアップをすれば必ず妊娠できると体外に踏み切りました。しかし「受精卵ができない」と肩を落として来店されました。
積極的なKさんは、「行動しないで後悔するより行動して後悔したほうがよい」というタイプ。今まで妊娠するために良いと言われるものはほとんど試していらっしゃいました。カウンセリング時に持ってきたサプリメントは数十種類。毎日こんなにたくさんの種類を飲んでいたのですかとお聞きしたところ、その日の体調や気分から選んで5〜8種類を飲んでいたようです。
以前から家族に漢方を勧められていましたが、敷居が高くて今まで試すことがなかなかできずにいました。しかし今回の残念な結果でそんなことも言っていられないという焦りが勝ち、漢方を始めることに。
カウンセリングでは、生活習慣や食事内容、体調を確認し、漢方をチョイス。必要のないサプリメントはやめていただきました。
サプリメントはあくまでも足りない栄養素を補給するもの、妊娠しやすい身体づくり=体質改善には補助的な存在です。自分のカラダに何が足りないのかしっかりとわかった上で飲むのは良いと思います。しかし良いと言われるものをただやみくもに摂っている状態では、かえってカラダの負担になってしまうこともあります。まずは自分のカラダがどんな状態なのかをしっかりと把握。いらないものは解毒し、足りないものは補って、そしてきちんと巡らすことで体質改善につなげていきます。
Kさんには漢方をかかさず毎日とることともう1つお願いしました。今まで飲んでいたサプリメントの代わりに、時間が許す限り、できるだけ食事を手作りにしてほしいとお話しました。仕事が忙しく食事をおろそかにしていたKさん、始めは大変そうでしたが次第に食事の大切さを認識され、加工品はなるべく使わず、調味料や素材を選んで料理されるようになりました。
そして漢方をはじめてから8ヶ月、自然妊娠で心拍確認の報告をいただきました。
「もっと早くに漢方を始めていれば・・・」とお話になっているKさん。唯一行動にうつせなかった漢方。いろいろと寄り道をしてしまいましたが、やっとでたどりつけた道です。これからはお腹のなかに宿った生命力を信じて無事出産までの道を進んでいきましょうね。
38歳 移植のタイミング
体外受精を2回しましたが、受精卵はできるけど着床しません。回数を重ねれば良い結果がえられると思っていました。しかし2回とも内膜の厚みはあまり良い状態ではなかったことが気がかりでこのまま同じことを繰り返してもだめなのではと思い、漢方をはじめました。
来周期には移植をと思っていたのですが、凍結卵の移植時期を少し伸ばしてでも内膜の厚みと状態を良くし、受け入れる環境を整えませんか?と言われ正直迷いました。早く赤ちゃんが欲しいという気持ちとこのまま繰り返しても同じかもという気持ちが頭の中で天秤にかかっていました。
主人とも話し合い、着床していなかったときの気持ちを味わいたくないことがまさり、可能性を高めるためにもじっくりと身体づくりに取り組む事にしました。
採卵で疲れてしまっている卵巣をサポートするために腎精強化の漢方と、内膜の状態を整えるために骨盤内の血流を改善する漢方を継続しました。
6ヶ月後、内膜の厚みが1.7mmあると先生に褒められ移植へ。ついに陽性反応がでました。
安胎の漢方を続け、妊娠中も無事に過ごす事ができています。
30歳 子宝漢方で花粉症が少し楽になりました。
子宝漢方をはじめて半年くらいになります。
いつも春になるとくしゃみ・鼻水でティッシュが手放せないくらいツライのですが、今年はくしゃみ・鼻水が少なく楽にすごせています。
身体の冷えは血や水の巡りが悪いことが原因であることや、冷え性の人は免疫の狂いが起きやすいことを教えていただきました。冷え性改善を目的に子宝漢方を飲んでいましたが、まさか花粉症の症状が軽くなるとは思いませんでした。
妊娠しやすい身体になっていくということは不快な症状がなくなっていくということなんですね。
45歳 毎年寒くなると、偏頭痛が頻発
毎年11月ぐらいから頭の右側が痛く右肩の感覚があまり感じられないほど肩こりがひどくなります。手足の冷えも気になるため温灸を試してみることに。ほんわかとあたたまり、リラックスでき頭痛も和らいできました。温灸器を購入し、自宅で毎日温灸していたら手足の冷えも気にならなくなり、偏頭痛の症状が落ちついてきました。このまま温灸を続けてこの冬を乗りきりたいです。