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Q:夫婦でたばこを吸います。子供をほしいのですがなにか悪い影響はあるでしょうか?

2016.01.04

A:胎児や小児に対する喫煙の害はご存知ですよね?発達異常や突然死、肺機能などへの悪影響が広く知られるようになり、妊娠を知ってから禁煙する方は多いようです。しかし実は喫煙が妊娠前から生殖機能に悪影響を及ぼしている事は意外と知られていません。例えば夫婦どちらかが喫煙することで妊娠率は半分に流産率は2倍になります。これは自然妊娠でも人工受精でも体外受精でも同じです。

原因は、女性の場合喫煙による酸欠やニコチンなどの影響で血流が悪くなって子宮や卵巣に栄養や酸素が届きにくくなり、そのため女性ホルモンの分泌が減少し卵子の老化が早まるためです。男性の場合も同様に造精子機能が低下して精子の奇形が増え、精子数や運動率が低下してしまいます。その結果、妊娠率が低くなり流産率が上がってしまうのです。つまり妊娠しにくくなるのですね。

タバコは百害あって一利なしと言われますが、妊活においてもまさにその通り。妊娠を望むのであればまずは夫婦で禁煙をして下さい。それから、すでに現時点で生殖機能は影響を受けているわけですから、それらを速やかに改善するためにも子宝漢方は役立ちます。まずは蓄積して影響を及ぼしている物質をできるだけ早く解毒し血流を良くしましょう。それが喫煙によって衰えていた精子を作る機能や卵子を若々しくする機能を回復させる近道です。

禁煙