Answer:朝起きても体が重く、スッキリしない…日中は冷房の効いた部屋にいても、外へ出ると強烈な暑さでぐったり。
そんな夏の不調を感じることはありませんか?40代以降は疲れが抜けにくく「夏がつらい」と感じる方も少なくありません。
汗をかくことは体温調節に欠かせませんが、その一方で水分やミネラルが失われます。
さらに冷たい飲み物の摂りすぎは胃腸の働きを弱め、冷房による冷えは体の巡りにも影響を及ぼすことがあります。
その積み重ねが、夏特有のだるさにつながることもあるのです。
そんな季節に取り入れたいのが「ハイビスカス」。中国では「洛神花(らくしんか)」とも呼ばれ、爽やかな酸味が特徴です。
クエン酸やリンゴ酸などの有機酸、アントシアニンを含み、食後のお茶として親しまれ、消化を助けたい時や、水分代謝が気になる時の暮らしの知恵として受け継がれてきました。
東洋医学では、酸味には「収斂(しゅうれん)」という、汗などの体液が必要以上に失われるのを防ぎ、消耗しやすい体をいたわる性質があると考えられています。汗をたくさんかく夏は、酸味を上手に取り入れることも養生のひとつです。
夏の養生は、秋以降を健やかに過ごすための土台づくり。じりじりと照りつける陽射しに汗ばむ日は、ひと息ついて酸味を味方にしましょう。
洛神花の鮮やかな赤色と爽やかな酸味を楽しみながら、夏を慈しむひと時を過ごしてみませんか?

月間さるぼぼ p34掲載


















