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Q:最近口の中が乾燥するような気がして口腔外科で診てもらったら加齢によるドライマウスと言われました。舌の荒れと時々痛みに困っていますが、加齢では仕方ないのでしょうか。(60才・主婦)

2019.10.04

A:ドライマウスとは唾液の量が減って口やのどが乾燥した状態を言います。自覚症状としては・口やのどの渇きが続く・口の中がネバネバする・口の粘膜が痛い・パンやクッキーなどの乾き物が食べづらい・味覚が変わる・夜中に口が渇いて目が覚める、などがあり女性に多いと言われています。
原因には口呼吸や噛む回数の不足、薬の副作用やストレス・糖尿病・シェーグレン症候群などがあげられますが、なんといっても最も多い原因はやはり加齢。赤ちゃんは唾液腺の働きが活発なのでヨダレがたくさん出ますが、年と供に唾液腺も機能が落ちて唾液量が減っていくのです。
そして問題はドライマウスが他の口内疾患を引き起こしやすくなること。例えば口の粘膜が傷つくと細菌に感染し口内炎や歯周病をひきこしたり、舌が乾燥するとひび割れができ舌痛が出たりします。相談者様はこのケースですね。更に味を感じる味蕾が破壊されて味覚障害になったり、食べ物がのみ込みにくくなってのどに詰まる危険もありますから軽く考えてはいけません。ドライマウスの改善にはまず粘膜の保護を心がけて口内環境を整えることが大事です。ぜひ一度ご相談下さい。