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Q:雨が降る時に頭痛がします。昔は軽かったのが最近は頻度も増え寝込む事もあります。でも頭痛薬はできるだけ避けたいので漢方とかの方法があれば知りたいんですが。(32才・主婦)

2021.07.06

A:雨が降ると頭痛がする、天気が悪くなると神経痛が出る、台風が来ると目まいがする…など天候の変化で体調が悪くなるのを「気象病」といいますが、実は意外と多いんですよ。症状は様々で頭痛や目まい、疲労感、気うつ、吐き気、ぜんそくなどの他、首や肩の凝り、しびれ、むくみ、関節痛や神経痛など色々あります。そして中には天気予報ができるくらい敏感な方もいらっしゃいます。
気象病の原因は気圧や温度、湿度の急激な変化だといわれています。例えば気圧や気温の変化は血圧や血流に影響を与えますし、湿度の変化は水分代謝や呼吸器に影響を与えます。そして本来そういった体の機能をコントロールする自律神経系そのものにも影響を与えます。
相談者様の場合雨の影響が大きいようですが、雨天というのは気圧が低下し気温が下がり湿度が上がるという三拍子そろった状態で、東洋医学では「風邪・湿邪による水滞」が起こりやすいといわれています。つまり体にとって良くない水分が捨てられず留まってしまうという事ですね。特に側頭部や内耳、後頭部などで水滞が起きると、頭痛や頭重、目まいや肩こりが起きるといわれていますので、相談者様も一度そういう東洋医学の観点から治療法をお試しになってはいかがでしょうか。