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TOP > 薬房BLOG > Q:毎年夏になると口内炎が複数でき、痛くて物が食べられません。病院で診てもらいビタミン剤をもらいましたが、あまり症状は変わらず、最近は肌もくすんで疲れが顔に出やすいです。(32歳、お酒大好き女子)

Q:毎年夏になると口内炎が複数でき、痛くて物が食べられません。病院で診てもらいビタミン剤をもらいましたが、あまり症状は変わらず、最近は肌もくすんで疲れが顔に出やすいです。(32歳、お酒大好き女子)

2025.09.01

A:口内炎は食生活の乱れ・睡眠不足・疲労・ストレスなどの要因で免疫機能が低下し、口腔粘膜の抵抗力が低下した時、細菌が繁殖し易い環境が整うことで発症します。

口腔粘膜の炎症は、ビタミンや亜鉛など特定の栄養素を補うことで回復が促進されますが、中でも亜鉛はタンパク質の合成に不可欠で、傷ついた皮膚や粘膜を修復するために重要な栄養素です。

また、亜鉛は細胞を活性し免疫力を高めることで、細菌感染の抑制にも役立ち、口内炎の予防につながります。

夏は強い紫外線などの外的ストレスに加え、冷房や冷たい物の摂りすぎなどで体を冷やし、胃腸の働きが弱くなることでも、口内炎の発症につながります。

また、アルコールはその代謝に亜鉛を大量に消費し、さらに胃腸の粘膜に負担をかけるため、口内炎の治癒に影響します。

口内炎は通常、数日から10日位で治癒しますが、治りが遅い、繰り返すなどの場合は他の要因も考えられるので注意が必要です。

口内炎ができた時は、不調のサインと捉え、睡眠をしっかり取り、暴飲暴食に注意しましょう。

そして、亜鉛などの栄養素を取り入れ、免疫力を低下させない身体づくりが大切です。

月刊さるぼぼ9月号42p掲載中