A:まず腸内フローラというのはあなたの腸の中にいる腸内細菌の集まりのことで、別名を腸内細菌叢(そう)と呼ばれています。
この中には身体の役に立つ善玉菌もいれば悪さをする悪玉菌もいます。
そして腸内フローラの改善というのは善玉菌を増やして悪玉菌をやっつけることを言います。
こうする事によって腸からの脂肪の吸収を抑えたり、便秘を予防して体重や体調の管理をしやすくします。
そして次なる目的は善玉菌と呼ばれるビフィズス菌や酪酸菌などの腸内細菌から造られる「短鎖脂肪酸」を増やす事です。
聞き慣れない言葉ですよね短鎖脂肪酸。
これは炭素の数が2~4個で作られている脂肪酸で、酢酸やプロピオン酸、酪酸がその代表です。
酢酸はお酢の主成分ですから少しは身近に感じられますかね。
これら短鎖脂肪酸には脂肪細胞が余分な脂肪をため込むのを妨ぎつつ交感神経に作用して脂肪の燃焼を促す働きがあります。
吸収する脂肪を少なくして燃やす脂肪を多くする、これダイエットの本質ですよね。
つまり腸内フローラを改善することで、身体が自然にを太りにくくなるワケです。
そして腸内フローラの改善は特に難しい事でもありません。夏に向けてどうですか?
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