A:人の体は、体温が上昇すると汗をかいたり、皮膚温度を上げたりして、熱を体外に逃す仕組みが働き、常に適度な体温を維持しています。ところが、高温多湿などの気象条件や、長時間の野外活動などが要因となって、この仕組みがうまく働かず、体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れ、体に熱がこもって「熱中症」が起こります。
その結果、相談者様のような吐き気や頭痛などの症状が現れ、重症化すると、意識障害やけいれんなど、命に関わる危険もあるので注意が必要です。
熱中症の予防には水分補給が基本ですが、汗を多量にかくことで失われる、ナトリウムやカリウムなどの電解質の補給に加え、その電解質の吸収や体温調節をサポートする「亜鉛」の摂取も有効です。
亜鉛には、体内の酵素の活性や細胞の再生、免疫機能を高める働きがあり、夏場の体調維持や夏バテ予防にも役立ちます。
さらに、味覚異常や睡眠の質の改善、毛髪や皮膚の健康を保つなど、体にとってとても重要な生体内必須微量元素です。
夏は冷たいものの飲み過ぎ、食欲不振による栄養不良が起こりやすく、風邪や夏バテ、さらには熱中症のリスクが高くなります。
水分や栄養をしっかり補い、規則正しい生活を心がけて夏を乗り切りましょう。