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Q:右手の指の節が腫れて鈍い痛みがあり、へバーデン結節と診断され治療法は特にないと言われました。このままでは仕事にも支障をきたしてしまいます。本当に痛み止め以外に方法はないのでしょうか?(50代美容師)

2025.11.05

A:へパーデン結節は指の第一関節に発生する変形性関節炎の一種で、とくに40代以降の女性に多くみられます。

原因はハッキリとは解っていませんが、過度の指への負担や血流の悪さ、そして更年期の女性に多く見られるため、ホルモンの急激な変化が関係すると考えられています。

へパーデン結節は、症状が徐々に進行し、数年で腫れや痛みに加え関節が変形し、水膨れのような嚢腫ができることもあります。

さらに症状が悪化すると、指に触れるだけでも痛い、雑巾が絞れない、箸や包丁を持てないなど日常生活にも影響を及ぼします。

西洋医学では、鎮痛剤や弱いステロイド、テーピングなどの対処療法になりますが、近年の臨床試験で「エクオール」を摂取することで症状が緩和されたという報告がされています。

エクオールは、大豆イソフラボンが腸内で代謝されてできる成分で、女性ホルモンに似た働きがあります。

しかし、日本人女性の約半数がエクオールを体内で産生できないため、サプリメントで補う方法が広がっています。

生活習慣の見直しと共に、エクオールや漢方を取り入れることで、痛みを軽減できる可能性があります。

諦めず是非ご相談ください。

↑p40掲載