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Q:冬になると肌が乾燥してムチャクチャ痒くなります。夜中に搔いてしまい朝起きたら血だらけ。それに足のヒビ割れや手のアカギレも痛くて悲しくなります。ヘルプミー!(28才・居候)

2020.01.28

A:まず冬に乾燥肌が増える原因の第一は、寒さで皮膚の新陳代謝が落ちて角質層が壊れるためです。これで皮膚の保水力が低下し水分が失われやすくなります。そしてエアコンやファンヒーターの暖房で空気が乾燥した部屋に入ると、貴女の肌の水分は一気に吸い取られます。更に肌着や寝具なども水分を吸収します。こうなると皮膚表面は隙間だらけになり異物により痒みが出ます。角質層もポロポロ剥がれ落ち粉を吹いたようになり更に痒みが増します。
そこで身体を温めて新陳代謝を上げるために入浴するとしますよね。でもお湯はもう一つの保湿成分である皮脂を溶かして、更に石鹸は残った皮脂を洗い流してしまいます。つまり入浴でお肌は無防備なノンバリア状態。もしそのままパジャマを着て寝てしまうと、貴女は夜中に猛烈な痒みに襲われて朝の悲惨なシーンを迎えるのです。どうでしょう、こんな状況じゃありませんか?
手のアカギレは洗い物による場合が多いですし、足のひび割れには水虫が関係することもあります。
それぞれ予防と治療にいくつかのスキンケアの方法がありますし、お肌の栄養状態が悪ければそれを改善する方法もあります。安らかな朝を迎えるために、ぜひ一度ご来店下さい。