A:頭痛は多くの人が持つ持病ですが、その仕組みは一部を除いてはよく判っておらず同様に目まいのメカニズムもほとんど判っていません。

なので治療は症状を抑えるお薬が主となるのです。

では頭痛と目まいの症状を東洋医学的に考えるとどうなるでしょう。

東洋医学では人間の病気は気・血・水のバランスの崩れとその流れの異常から起きると考えます。

例えば雨や曇りの日に頭痛を訴える人が増えるのは天気（＝天の気）の乱れが人体に影響を及ぼすためであり、高血圧の人の頭痛や目まいは体内の「気・血」の停滞が、二日酔いの頭痛は体内の「水」の分布に異常があると捉えるのです。

そして質問者様のように慢性的な頭痛や目まいは主に「気・血」の不足や流れの異常と考えます。

特に若い時からの頭痛持ちというのであれば、もともと虚弱で貧血あるいは低血圧ぎみだったり、生理が重く肩凝りがひどかったり、手足の先が冷たいなどの血虚や瘀血の症状を伴っていることが往々にしてあります。

もしそうであれば、あなたの頭痛はその他の症状と合わせて、気・血の流れを良くする事で根本的に改善することは可能だと思います。

ぜひ一度ご相談下さい。

  

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