日々子宝相談を受けていますが、今回はその中でよく相談されるベスト5をまとめてみました。
第1位
体外受精で、質のよい卵子がとれなかった
一番多いのはやはり、卵子の質の低下を心配される方です。実際に体外受精をしてみておもったより卵子の数がとれなかったとか、受精卵のグレードが低くかったとか、着床できなかったなど体外受精がうまくいかないという相談が多いです。子宮や卵巣の機能を改善して、どれだけでも卵子の質を向上させ成功率をあげたいと来店されます。病院治療をして分かる「卵子の質」問題ですが、病院治療だけではうまくいかないこともあります。そこは漢方の出番。次の治療までに漢方で体の準備をして成功率を高めるとか、治療で使用するホルモン剤の副作用を漢方で軽減して出来るだけ体への負担を軽くするなど、使い方はいろいろあります。
第2位
冷えや生理痛、生理不順を改善したい
冷えや生理痛が妊娠するためにはよくないことを分かっているものの、なにもケアをせずそのままにされている方は多いのではないでしょうか。実際に自分がなかなか妊娠しない状況になってからケアをはじめる方が多くいらっしゃいます。冷えや生理痛・生理不順を改善したからといってすぐに子宝に恵まれるものではありません。しっかりと妊娠・出産に耐えられる体に整えるには個人差はありますが、半年〜1年単位で考える必要があります。どうしてそんなに時間がかかるのか?は、ちゃんとした理由がありご相談の時に説明をしています。まだ結婚とか・・・赤ちゃんとか・・・先の話なんて油断しないで、将来赤ちゃんを考えているのであれば、今からでも改善しておきましょう。
第3位
子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群などが原因の排卵障害
これらは病院での検査で発見される場合がほとんどかもしれませんが、基礎体温をつけだして見本のような形にならないのが心配で来店される方の中にもいらっしゃいます。体温表が低温期、高温期と分かれず一層のままや高温期への移行に時間がかかる場合は排卵に問題がある可能性があります。まずは基礎体温をつけてみましょう。自分の体のリズムをみて心配な方はご相談を。
第4位
特に原因はわからないが妊娠できない。体外受精などの治療はせず自然妊娠を目指したい
ご夫婦で検査をして原因が判明する場合は50%といわれています。機能的になんら問題がないのになかなか子宝に恵まれないという夫婦の相談は意外に多く、原因が分からないけど治療のステップアップをして体外受精や顕微授精を繰り返して妊娠を待つ状態になってしまっている場合があります。その間に、治療で使用する薬の副作用に悩まされたり、通院に精神的ストレスを感じたり、費用が高額で治療を断念したりと辛い経験をされた方が、ほかの方法として漢方をえらばれるようです。
第5位
精子の数や運動率、奇形率を改善したい
最近では男性も検査を受ける事が多く、男性不妊のご相談も増えてきました。精子の数や運動率、奇形率などは2〜3ヶ月間の漢方服用で改善される場合が多く、またご夫婦で生活習慣や食事を見直して改善のスピートがアップすることもあります。
県外からの電話相談も増えてきています。
その相談で一番多いのは、やはり卵子の質についての相談です。卵子の質を良くしたい、体外受精を成功させたいといった相談が多いです。
* 基本的にはご来店での子宝相談ですが、遠方の方を対象にお電話の相談をしています。予約優先で受け付けておりますので、電話相談の方もご予約をおねがいします。
年齢に伴う老化は避けては通れませんが、しっかりと養生することで子宮や卵巣機能を高めることはできます。不妊治療を考えている方も自然妊娠を考えている方も、卵子の質を高めるための漢方や食事・生活習慣のアドバイスさせていただきます。