中医学では体調、体質を判断するときに、舌診といって舌の状態を診断します。舌は「カラダの鏡」とみなし、体調が反映されると考えます。
舌はおもに形、色、苔でチェックします。舌の状態は体調によって、日々変わります。お化粧するとき、舌も一緒に観察してみましょう。
明るいピンク色。全体に平で、口の中におさまり歯型がつかない大きさ。
舌が分厚くはれぼったい状態。口いっぱいにふくらみ、ふちにギザギザした歯形がついている。苔は薄白。
気・水の巡りが悪く舌にむくみがでています。消化が良く、バランスのとれた栄養素が取れる食事をしましょう。
オススメ食材:豆類、いも類、きのこ、鶏肉、牛肉
舌のふち部分が暗い赤色、青紫色。大きさは普通。苔は淡白。
ストレスにより気・血が滞っています。気分転換のためにスポーツや散歩でリフレッシュしましょう。
オススメ食材:セロリ、春菊、大根、柑橘類
舌は暗く紫がかった色。舌裏の静脈が浮き出している。
血の巡りが悪く、生理痛だけじゃなく他の部分にも痛みがでてくることもあります。血液の流れがスムーズになるように、適度な運動と血液がサラサラになる食事を心がけましょう。
オススメ食材:青魚、タマネギ、ピーマン、ひじき
舌全体が白っぽい。むくみやすいため歯形がある場合も。苔は白く厚い。
カラダを冷やす食べ物は控えめにしましょう。たとえば、生野菜・ビール・アイスなど。過剰な水分の摂り過ぎも注意です。
オススメ食材:ねぎ、にら、しょうが、シナモン
ここにあげたベロはほんの一部分です。
ベロでわかる事はまだまだたくさんあります。
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