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Q:ここ数年、夏はまだ良いのですが、秋ぐちの涼しくなる頃から便秘がひどくて春まで続きます。 でも便秘薬を飲むと下痢をしてしまいます。どうしたら良いでしょうか? (50才・主婦)

2018.10.03

A:便秘という症状には様々な原因があります。不規則な生活習慣やストレスから大腸を動かす自律神経が不調になって便秘になる。冷え性や運動不足、加齢などが原因で大腸の筋力が弱って便を押し出せなくなる。便意を催した時に排便する機会がないと大腸での水分吸収量が多くなり便が硬くなって出なくなる。食べ物から取る食物繊維や水分の不足で便が硬く量が少なくなって便が詰まってしまう場合。そして最も多いのがこれらの原因が複合しているケースです。

実は冷え性の方は刺激性の便秘薬を飲むと腹痛を起こして下痢することがあります。その事からおそらく相談者様は体質的に冷え性であると思われます。そして年齢による腸の筋力の衰えが加わり、気温が下がる秋から春の間に便秘を起こすのだと考えられます。また夏に便秘が無いのは気温が高いのと水分摂取が充分できているからではないでしょうか。

このような便秘の場合、大腸など内臓の筋肉は鍛えられませんし、年齢と供に機能は衰えていきます。しかし冷え性を改善し、腸内環境を整え便の質をコントロールすることで、便秘を改善し予防することができるようになります。ぜひ一度ご相談下さい。