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Q:高校卒業以来治ってたんですが、昨年久しぶりに足の指が「しもやけ」になってしまいました。しかも11月頃から。今年はあの痛痒い思いをしたくないのですが(23才・行員)

2017.11.01

A:「しもやけ」は手や足、耳・鼻・頬など体の末端や表面にある部位の末梢血管が、気温の低下で血管が収縮して血液が悪くなり細胞組織が炎症を起こすのが原因です。この時一時的に血行が良くなると血管が拡張して血管回りの神経を刺激するので痒みが出るのです。またひどい場合は組織が壊死してしまいますが、これはいわゆる凍傷と言われる症状です。
直接的な要因は気温の低下ですが、しもやけになりやすい体質とか環境というのはあります。例えば冷え性や貧血傾向の人、ストレス過多や自律神経失調の人はなりやすい傾向があります。環境的には冬の外気にさらされる機会の多い人や常に足元が冷える傾向の人がなりやすいですね。例えば銀行などの出入口に近い窓口業務などでは夏の冷房、冬の寒気と常に足元が冷やされますから、相談者様もそうなのかもしれません。
先にも書いたように「しもやけ」は悪化すると壊死や化膿などを引き起こし重症になります。できれば軽いうちに治すか、もっとできれば予防をするに越したことはありません。気温が5度以下になると「しもやけ」になる人が急に増えます。そうなる前に、ぜひご相談下さい。